2021年11月期第2四半期の連結業績(2020年12月1日~2021年5月31日)

経営成績

売上高

24,193百万円

対前年同期増減率
△11.5%

営業利益

3,599百万円

対前年同期増減率
△36.9%

経常利益 

5,114百万円

対前年同期増減率

10.3%

当期純利益

7,393百万円

対前年同期増減率

133.1%

1株当たり四半期純利益

183.73

対前年同期増減率

2021年11月期第2四半期 連結累計期間における経営成績

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の再拡大により、緊急事態宣言、まん延防止等重点措置が発令、適用されました。足元では65歳以上のワクチン接種、一部の企業における職域接種が進んでおり、接種スピードアップによる社会経済活動の正常化への期待が日増しに高まっております。
 当社グループの属する不動産業界の状況は、賃貸マンションについては、景気動向やコロナ禍の影響を受けにくいことから、稼働率、賃料水準及び物件売買価格のいずれも堅調に推移しております。また、当社グループにおける主な取引形態であるBtoB(企業間取引)での収益物件の売買についても、コロナ禍による影響は見受けられず、金融システムの安定に加え、世界的な低金利を背景に好調が続いております。また、一部の商業地において、賃料の調整は見られるものの開発用地価格については、コロナ禍前の水準で継続して推移しております。
 このような事業環境のもと、当社グループは、2021年1月に公表した中期経営計画の戦略に則り、賃貸マンションの売却時期を会計年度の後半にするなど、インカムゲインの最大化を企図した取組みを開始いたしました。物件の仕入れにつきましては、開発用地、収益物件ともに順調に進捗しております。また、ホテル投資への取組みとして、2021年5月に、東京証券取引所市場第二部上場のウェルス・マネジメント株式会社(以下「WMI社」)との資本業務提携に係る資本業務提携契約を締結し、当連結会計年度中にWMI社を持分法適用関連会社とする予定です。中期経営計画において、アフターコロナのホテルマーケットを見据えたホテルREIT設立のための取組みの継続も基本方針の1つとしており、ホテルの再生・開発や、投資案件の情報ルートに強みを持つデベロッパーであるWMI社と協業することで、より一層厳選したホテル投資を加速度的に推進いたします。この他、当第2四半期連結会計期間においては、「アロフト大阪堂島」を信託財産とする信託受益権の保有・運用を行う合同会社アール・アンド・ケイを持分法適用会社とすることにより負ののれん相当額約23億円を営業外収益に計上し、さらに出資持分の追加取得により連結子会社とすることで加えて約24億円を特別利益に計上いたしました。
 この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高24,193百万円(前年同四半期比11.5%減)、営業利益3,599百万円(前年同四半期比36.9%減)、経常利益5,114百万円(前年同四半期は10.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益7,393百万円(前年同四半期は133.1%増)となりました。

事業構成セグメント

(単位:百万円)(四半期累計期間)

事業のセグメント別業績は次のとおりです。

不動産事業

 不動産事業は、自社ブランド「S-RESIDENCE」シリーズ等の企画開発・販売及び収益不動産等の企画開発、再生・販売を行っております。
 当第2四半期連結累計期間においては、収益マンションとして「サムティレジデンスN21(札幌市東区)」、「サムティレジデンス春日井(愛知県春日井市)」、「サムティ堀田通RESIDENCE(名古屋市瑞穂区)」、「サムティ伊丹西台(兵庫県伊丹市)」、「サムティ塚口レジデンス(兵庫県尼崎市)」、「GRANDUKE金山Ferio(名古屋市熱田区)」、「リブレ刀根山(大阪府豊中市)」、ホテルアセットとして「アゴーラ京都四条(京都市中京区)」、「アゴーラ京都烏丸(京都市下京区)」を売却したほか、「サムティ姫島FELICETO(大阪市西淀川区)」、「アイルグランデ川崎(川崎市川崎区)」を分譲いたしました。
 この結果、当該事業の売上高は19,099百万円(前年同四半期比13.6%減)、営業利益は5,974百万円(前年同四半期比10.4%減)となりました。

不動産賃貸事業

 不動産賃貸事業は、マンション、オフィスビル、商業施設、ホテル等の賃貸及び管理を行っております。
 賃料収入の増加を図るべく、「S-RESIDENCE桑園(札幌市中央区)」、「S-RESIDENCE円山表参道(札幌市中央区)」、「S-RESIDENCE名駅(名古屋市西区)」、「S-RESIDENCE本郷Ⅱ(名古屋市名東区)」、「S-RESIDENCE日本橋Qualier(大阪市浪速区)」、「サムティ琴似(札幌市西区)」、「サムティ月寒(札幌市豊平区)」ほかを竣工し、「S-FORT相模原(相模原市中央区)」、「S-FORT静岡本通(静岡市葵区)」ほかを取得するなど営業エリアの拡大並びに収益不動産の仕入・開発の強化に継続して努めております。
 この結果、当該事業の売上高は3,809百万円(前年同四半期比3.1%減)、営業利益は1,419百万円(前年同四半期比15.1%減)となりました。

その他の事業

 その他の事業は、「エスペリアホテル京都(京都市下京区)」を含む16棟(開業準備中を含む)のホテルの保有・運営ならびに、分譲マンション管理事業及び建設・リフォーム業等を行っております。
 この結果、当該事業の売上高は1,284百万円(前年同四半期比0.7%減)、営業損失は1,429百万円(前年同四半期は285百万円の営業損失)となりました。

財務状況

総資産

329,392百万円

前期末比

131.3%

純資産

89,961百万円

前期末比

115.8%

自己資本比率

25.3%

前期末比

△5.4point

2021年11月期第2四半期 連結会計期間における財政状況

(資産)
 当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末と比べ、78,528百万円増加し、329,392百万円となりました。このうち流動資産は73,178百万円増加し、231,786百万円となり、固定資産は5,349百万円増加し、97,605百万円となりました。流動資産の主な増加要因は、販売用不動産が74,649百万円、仕掛販売用不動産が25,647百万円それぞれ増加する一方で、現金及び預金が14,675百万円減少したことなどによるものです。固定資産の主な増加要因は、有形固定資産が3,261百万円、投資その他の資産が2,091百万円それぞれ増加したことなどによるものです。
(負債)
 当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末と比べ、66,265百万円増加し、239,430百万円となりました。このうち流動負債は2,555百万円減少し、36,941百万円となり、固定負債は68,821百万円増加し、202,488百万円となりました。流動負債の主な減少要因は、短期借入金が4,533百万円、未払法人税等が3,125百万円それぞれ減少する一方で、1年内返済予定の長期借入金が4,017百万円増加したことなどによるものです。固定負債の主な増加要因は、長期借入金が61,461百万円増加したことなどによるものです。
(純資産)
 当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が7,393百万円、保有株式の時価評価に伴いその他有価証券評価差額金が959百万円、非支配株主持分が5,866百万円それぞれ増加する一方で、配当金の支払いにより利益剰余金が1,776百万円減少したことなどにより、前連結会計年度末と比べ12,262百万円増加し、89,961百万円となっております。